履歴書も代筆の時代ってホント!?

就職やアルバイトなど履歴書を書かなければならないシーンはたくさんあります。そんなとき、多くの人が最も気にするのが自分の文字ではないでしょうか。もちろんきれいな文字を書く人ならそれほど悩まないのかもしれませんが、残念ながらあまり得意ではない場合はかなり苦痛なはず。しかも、汚い文字という理由で不採用になるかもしれないという不安もよぎりますね。おそらく採用側は文字のきれいさというより丁寧に書かれているか、またその内容を重視しているとは思いますが、読みやすくきれいな文字であるほうが与える印象がよくなるのは当然です。

実はそのような方が履歴書の代筆サービスを利用しているようなのです。自分の文字に自信がないのでプロの代書屋さんに代わりに書いてもらう。これは、法律的に見ても全く問題ありませんし、むしろ、読みやすい文字が好感をもたれ、第一関門を突破できたというケースも多々あるのです。そうなるともっと代筆を頼めばいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、やはりデメリットもあるようです。

たとえば何らかのはずみで代筆だとばれてしまった時。不信感を招き、少なからず評価が下がるかもしれませんね。ある人事担当者への調査によりますと「中身を重視するので別に問題ない」という意見もあれば「自分のことなのに代筆なんて幻滅」という厳しい意見もあるようです。ですから、もし次のステップに進み、文字の違いを指摘された場合は、正直に文字に自信がないので代筆を頼んだことを伝えても構わないでしょう。

これらを考慮して代筆を頼むのも自分で書くのも本人が自分の責任で決めること。後で後悔しないようによく考えて決めましょう。代筆屋の中には本人の文字に似せて書いてくれるところもあるので探してみてくださいね。