習字のお手本ってどうやって選ぶ?

習字のお手本

習字の上達にはお手本を欠かすことは出来ません。
お手本通りに書くこと、これが上達のための効果的な練習になるのです。

でもお手本はどうやって探して、何をお手本にすればいいのでしょうか?
練習効果の高いお手本などはあるのでしょうか。

習字上達のためのお手本の選び方など、ちょっとした疑問について調べてみました。

お手本は実物大を手元に置くことが重要

小学校の時など、習字の時間には実物大のお手本を見ながら練習をした、という
記憶がある人は多いはず。

最近ではインターネットの普及で、画像として習字の上手な人の見本を見ることは
とても簡単にできる様になりました。

でも習字のお手本に関しては、実物大の紙媒体のお手本を手元において練習をする。
これが一番効果的と言われています。

この練習方法を「臨書」といいますが、習字の上達にはかなり効果的と言われていて
実際にその効果を実感している方も多いのです。

では臨書をするためのお手本はどうやって入手すればいいのか。
その方法も調べてみましょう。

習字教室に通っているなら先生からもらう

習字教室に通っている、先生に直接教えてもらっているという場合には
その先生がお手本を書いてくれるはず。

それを見ながら練習するのが一番効率的です。

通信講座ならテキストにお手本がある

最近は通信講座にも習字があるので、それを利用しているという方もいるかと。
その場合は、テキストにお手本があるはずです。

通信講座のテキストなら、基本的に実物大のお手本が印刷されています。
それを見て臨書をしましょう。

独学の場合は書籍を購入

独学で習字を練習している、という場合には自分でお手本を入手する必要があります。
「紙媒体で手元に置く」ということを考えると書籍の購入がおすすめです。

書道の指導書というのはかなり多くの種類が出版されています。
その人のレベルに合わせた指導書を購入することがおすすめです。

後は、小中学校の書写の教科書を使うというのもおすすめです。
教科書は購入できますし、以前使っていたものがあればそれでも問題はありません。

ネットで探す場合もプリントアウトできるものを

独学で、書籍の購入を考えていないという方はネットでお手本を探しているという方も
多いかと。

確かにインターネット上でも習字のお手本という画像は多く見かけます。
またサイトを利用すれば自分の好きな漢字、熟語でお手本を作ることもできます。

ただ、この場合でもプリントアウトが出来る物を選びましょう。
画像のままでは臨書のお手本としてはあまりおすすめできません。

お手本を紙媒体で入手して、まずはそれをしっかりと見て覚えます。
それから真似をするように、お手本を見ながら書いて練習しましょう